目次
こんにちは、ドルクスクラブ ごんです。
最近、忙しさにかまけてブログの更新を出来ずにおりました。
ピアニストのイグナツィ・ヤン・パデレフスキの言葉に「練習を一日休むと自分にわかる。二日休むと批評家にわかる。三日休むと聴衆にわかってしまう」という言葉があります。
万全の技術を身につけるには、忍耐力が必要という事らしいですね。
継続は力なり、といった言葉もあるように、技術を身につけるには、何事も続ける事が必要ですね。
ブログも更新を怠らず更新し続ければいつかは実になると信じて、これからも努めてまいります。
↑なんか難しい言葉を使いたかっただけです。本人は頭空っぽですよ。
さて、今年は能勢SR血統の、オオクワガタの産卵セットに苦戦しております。
今回は2ラインに分けて産卵セットを組んでみました。
・ライン
Aライン:♂85.5mm × ♀50.9mm
Bライン:♂83.3mm × ♀55.7mm
※近々Cラインも増設予定
Aラインはこれまで20個以上は採れておりますが、Bラインが空打ち(卵を産むスペースを作っていても卵が無い状態)など連発しております。
ツラ亻(´;ω;`)
理由は後述するとして、今回は我が家のオオクワガタの産卵セットについて説明していきますね。
調べれば、これでもかと言うくらい皆さんまとめてますので、私は細か〜くまとめていこうと思います。👍
長いので、要点だけ知りたい方は飛ばし飛ばし読んでくださいね。
皆さんもこのようにやってるよ〜など教えて頂けますと幸いです。
その前に宣伝失礼↓
それではまとめます。
1.オオクワガタの産卵材について
前置き
オオクワガタの産卵方法ですが、やり方を知れば産卵させる事は簡単です。
オオクワガタは基本的に朽ち木に産卵します。
ブリーダーさん達は「材」と呼んでますが、これは「産卵材」の略称だと思われます。
言葉は違えど、意味はほとんど同じです。
朽ち木と呼んでますが、ただ朽ちているのではダメで、キノコの菌で朽ちている木にしか産まないので注意してくださいね。
森で拾った朽ち木を使う場合は、その点に気をつけながら探してみましょう。私は森では拾いませんが…。私がやると不審者に思われそうだし。
私は産卵材は購入をおすすめします。
理由としては、森で拾った朽ち木は雑虫が多いです。
その中でもオオクワガタの天敵となるコメツキムシの幼虫なども紛れている可能性もあります。
せっかく産んだ卵もこやつらに食べられては困りますよね。
購入した産卵材は必ずしもいないとは言いきれませんが、比較的少ないし、良い材が多いので購入した方が良いかな〜、といった感じです。
では購入の際、どのような材を選んだほうが良いの〜?って方をいるかと思います。
産卵材の選び方
まず、オオクワガタの材は少し固めを選びます。
柔らかすぎても、硬すぎてもダメです。
柔らかすぎると、かじって遊んで(ボロボロにして)しまうし、硬すぎると材を削れません。
ではどれくらいの硬さが良いのかというと、材の断面に爪を入れて、爪の跡が残る位がベストです。だいたい爪が1~2mmくらい入るくらいですかね🤔
切り口は、芯が少なく、ザラザラした断面がベストです。
ツルツルしてると硬すぎですね(多分)。
私はそれに加えて、太さ7~8cm、長さ15~17cmの材を選んでいます。
↑こういった材がオススメです。
2.産卵セットの組み方
さて、材を選んだら次に産卵セットを組んで行きます。
産卵材の加水
まずは、産卵材を加水していきます。
購入した産卵材は乾いている事がほとんどですので、そのまま入れてもオオクワガタは産んでくれません。
産卵材の加水の仕方は人それぞれですが、いくつか紹介していきますね。
A.水に20分程漬ける方法
よく半日漬けて日陰干しなど聞きますが、正直20分もあれば中まで水が浸透しています。
20分漬けたら、少し水気を切ってから飼育ケースに入れます。
B.熱湯に20分程漬けた後、半日日陰干し
こちらは熱湯に漬けた場合ですが、目的は材の中にある雑虫を殺す為ですね。
材の中のバクテリアも死滅してしまいますが、産卵セットを組めばまたバクテリアが材に回るので問題無いかと思われます。私も熱湯で漬けてますが、問題なく卵を産んでくれますね。
↑産卵材を加水している写真です。
↑このままだと材か浮いてしまうので、押さえをします(見映え悪いですがご容赦ください)
産卵セットを組みます
産卵材を加水したら、いよいよ産卵セットを組んでいきます。
組み方も様々ですが、私の場合は、いわゆる材を転がして組みます。
まず、ケースの底に2~3cmマットを詰めます。
正直、詰め方は固めでも柔らかめでも良いと思います。私は固め、ラーメンの麺固めは美味しいですからね(諸説あり)。
そして、その上に材を置きます。
ここから、材の半分くらいまでマットを敷き詰める方がいますが、どっちでも大丈夫です。問題なく産みます。
野生のオオクワガタは立枯れの木の上から潜って卵を産む為、材を置くだけでも問題ないみたいです。
あと、マットで材を埋めない方が、材がカビにくい印象です。
ただ、マットで埋めると乾燥を防げますので、通気性の良い飼育ケースの場合は、マットで材の半分くらい埋める事をオススメします👍
さて、産卵セットを組んだら次にオオクワガタを投☆入 していきます!
3.オオクワガタの投入
産卵セットを組み終えたら、オオクワガタを投入していきますが、ペアリング(交尾)が済んだメスをお持ちであれば、メスのみを入れます。
もし、まだペアリングが済んでないよ〜って方は、オスとメスを両方入れて同居させましょう。
同居させた方は、材をかじってあるか確認して、かじっているようであればオスを取り出します。
オスを同居し続けると、メスの産卵の邪魔になってしまいます(最悪メス殺し、オス殺しなども有り得ます)。
1週間も同居していれば、大体ペアリングが済んでいますので、材をかじってなくてもオスを取り出しましょう。
あとは、1~2週間程置いて割り出し(材から卵や幼虫を取り出す作業)を行います。
もし、材をかじっていなければやり直しです…。
割り出し方については、また後日まとめますね。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
要点をまとめると
・材は少し硬め
・購入した材は水に漬けてから使う
・同居はなるべく短めに(長くても1週間)
こんなところでしょうか。
また分からない点などございましたら、気軽にご質問いただければ、と思います。
ここまでなんと2500文字をゆうに超えるボリュームになっています…。
最後まで読んで頂いた方、感謝いたします!🙏
またレポートや飼育方法など、どんどんまとめていこうと思います!!
それではみなさん、良いクワカブライフを!
ではまた👋